菅沼グループとモスフードサービス、ダナン観光短期大学の三者間の人材育成提携

菅沼グループとモスフードサービスとダナン観光短期大学との提携覚書調印式 

2019年9月13日、菅沼グループとモスフードサービス、ダナン観光短期大学の三者で提携覚書の調印式が行われた。覚書の内容は、ベトナム人材育成及び採用活動の促進である。４月に始まった新在留資格『特定技能』を用い、4年間で卒業生の３５０名を、日本国内モスバーガー店舗などで採用する計画である。

関係者は、このプログラムを「ベトナム・カゾク(Viet Nam Kazoku)」と命名した。この取り組みでは、希望する学生がダナン観光短期大学で１年間、日本語の学習と、モスバーガー店舗での業務を早期に習得するための独自のカリキュラムを学習し、ベトナムで外食向けの特定技能試験を受験する。合格すれば、現地送り出し機関を通じて日本国内のモスフードサービスならびにグループ店舗でフルタイムの正規雇用者として最長5年間就業する。菅沼グループは、学生がベトナムで日本語や専門知識を学ぶ際の教育支援や、学生の状況の把握、ダナン観光短期大学とモスフードサービス、二者間に必要な情報交換の実施など、様々な面からサポートを行っている。

現在、モスフードサービスはベトナム市場への進出を計画している。この進出計画のため、日本での勤務期間を終えて帰国した後も、学生は引き続きベトナムのモスバーガーの店舗で勤務することができる。

提携プログラムはベトナム学生に対し、外食産業に関する知識・スキルの向上機会の提供となっており、将来的に安定した仕事を行うことに役立つ。同時に、同プログラムを通じてモスフードサービスはベトナムの優秀な学生を採用でき、越日の緊密な関係を強化することにも貢献する。

菅沼グループならびにモスフードサービスとその関係者は、他のアジア諸国でも同様のプログラムを実施したいと考えている。

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